MENU

太宰府天満宮のお守りの種類と値段|授与所の値札と10月の合格祈願

晩秋の明るい朝、障子越しの光が入る部屋で、木の台の上に藍色の錦に梅の花の柄を織り込み紅白の紐を結んだお守りが一つ置かれている絵。奥には紅葉と色づいた銀杏の色がやわらかくにじむ。左上にタイトル「太宰府天満宮のお守りと値段」を横一行で配したアイキャッチ画像

2026年10月22日(木)のお昼前、太宰府天満宮の授与所で、お守りが並ぶ棚を写真に撮りました。棚の下に付いていたお守りの値札は、1,000円・1,500円・2,000円の3つでした。

ネットで見つかるお守りの一覧には、厄除御守が700円、夢守叶糸が1,500円と書かれたものや、「おおむね500円〜1,500円程度のものが中心」とまとめた記事もあります。この記事では、授与所の棚で見たお守りと値札を、太宰府天満宮の郵送受付に出ている今の値段と照らし合わせて一覧にしました。10月だけの特別受験合格祈願の初穂料や、合格したあとのお礼参りもあわせてまとめています。

この記事で分かること
  • 太宰府天満宮のお守りの種類と値段(2026年10月22日の授与所の値札と、公式の郵送受付)
  • 10月だけの特別受験合格祈願の初穂料と授与品
  • お守りを受ける授与所の場所と、平日の混み具合
目次

お守りの初穂料は1,000円から2,000円

2026年10月22日に授与所の棚で見たお守りの初穂料は、1,000円・1,500円・2,000円のどれかでした。初穂料(はつほりょう)は、お守りを受けるときやご祈願のときに神社へ納めるお金のことです。太宰府天満宮の公式サイトは、昔は神様にその年はじめてとれた穀物を供えていて、その習わしにちなんで、今は納めるお金を初穂料と呼んでいると説明しています。

晩秋の明るい朝、明るい木の棚に錦の布のお守りが段ごとに並び、棚が縦の仕切りで四つの区画に分かれ、区画ごとに無地の札と小さな白い値札が付いている授与所の棚の絵。お守りは区画ごとに色が違う。願いごとの区画ごとに並び、値札は区画ごとに棚の下へ付いていたという本文のイメージ

棚は「学業」「健康」「交通安全」「幸せ」のように、願いごとの名前を書いた札で区切られていました。私たちが見た棚では、値札の多くは一つ一つの品ではなく区画ごとに、棚の下へ何枚か並べて付けてありました。安産御守や病気平癒御守、お札のように、見本に札が付いている品もありました。私たちも棚の前に立ってみて、種類が多いので、どれを選べばいいのか迷いました。

下の表は、写真で品と値札の組み合わせが読み取れたものを、棚の区画ごとに並べたものです。右の列には、公式の郵送受付(太宰府天満宮の授与所・祈願受付所の申し込みサイト)に載っているかどうかと、その初穂料を書きました。郵送で申し込むときの送料などは、申し込みのページで確かめてください。

棚の区画品と値札の初穂料(2026年10月22日)郵送受付
学業学業巾着守・学業錦守・学業和守 1,000円/学業鋼守 1,500円/学業御守護(木札)2,000円/学業鉛筆(2B・HB・マークシート対応)各1,000円/書道上達守 1,000円学業御守護と書道上達守は載っていない。載っている品は同じ値段
勝守勝守 1,000円載っていない
こどもこどもまもり 1,500円1,500円
健康健康守・心身健康御守 1,000円健康錦守・心身健康御守 1,000円
長寿健康長寿梅守・梅実守 2,000円同じ値段
交通安全交通安全鈴御守 1,500円/交通安全御守(固定式)1,500円/交通安全御守(ステッカー式)1,000円/交通安全守(キーホルダー型)2,000円鈴御守とキーホルダー型は載っていない。固定式とステッカー式は値札と同じ値段
仕事仕事守 1,000円/出世御守 2,000円/就職成就守 1,000円仕事守・就職成就御守 1,000円。出世御守は載っていない
厄除・災難除厄除御守 1,500円/災難除守 1,000円/八方除御守 2,000円同じ値段
開運開運御守 1,000円1,000円
心守心守 1,000円1,000円
幸せ幸せうそ守 1,000円/幸福御守(金色の布に鷽の顔)1,500円/えんむすび守 1,000円幸せうそ守とえんむすび守は載っていない。金うそ幸せ守が1,500円
区画の札なし安産御守・病気平癒御守 2,000円(見本に付いた札)/ねがい絵馬 1,000円/鷽鳥みくじ 500円鷽鳥みくじは載っていない。ほかは同じ値段

お札(おふだ)の区画で値札が読めたのは、1,000円と1,500円です。

夢守叶糸(ゆめまもり かないと)は棚にありましたが、値札との組み合わせを写真で読み取れなかったので表に入れていません。夢守叶糸は、郵送受付では2,000円のお守りです。

ネットの一覧の値段は古いことがある

「太宰府天満宮 お守り」で検索すると、上位に出てくるお守りの一覧の中に、学業袋守800円・厄除御守700円・健康長寿梅守1,500円・安産御守1,200円と書いたものがあります。そのページには2019年の話題も載っていますが、値段は今の郵送受付とは違うものが残っています。

今の郵送受付では、厄除御守は1,500円、健康長寿梅守と安産御守は2,000円で、授与所の値札も同じでした。2025年5月に書かれた別の記事は、夢守叶糸を1,500円としていますが、郵送受付では2,000円です。行く前にネットの一覧で値段を見るときは、郵送受付に載っている品なら、その品のページで今の初穂料を確かめられます。郵送受付に載っていない品もあるので、そうした品は授与所の値札で確かめてください。

学業と合格のお守り 巾着守・鋼守・学業鉛筆

学業の棚は2段あり、学業のお守りはこの棚にまとまっていました。太宰府天満宮の公式サイトは、学業御守を「受験合格、学力や成績の向上、すべての学びの上達を願うお守り」と説明しています。

晩秋の明るい朝、窓辺の学習机に開いた教科書とノート、鉛筆が置かれ、机の端に紅白の紐でしぼった淡い色の巾着形のお守りが一つ置かれている絵。窓の外には紅葉と色づいた銀杏がやわらかくにじむ。受験勉強の机のそばに置く学業と合格のお守りのイメージ

上の段に並んでいたのは学業巾着守です。縦長の台紙には梅の花の模様が入っていて、台紙の色はオレンジ・黄・水色・ピンク・ミントグリーンの5色でした。その横に、細長い学業和守と、ふくらみのある学業錦守が並び、どれも1,000円です。

下の段は、金属の札が付いた学業鋼守(公式の色の名前では白・桃・黒の3色)が1,500円、「太宰府天満宮学業御守護」と書かれた木札が2,000円でした。学業鉛筆は、公式サイトによると2B・HB・マークシート対応の3種類で、それぞれ1,000円です。棚の写真で見ると、黒い軸がマークシート対応、白い軸に社殿と子どもの絵が描かれたものが2B、黄色・白・青緑の軸に文字が入ったものがHBでした。

学業の棚の右には、刺繍で「書道上達守」と入ったお守り(青と赤)があり、1,000円でした。その隣には「勝守」の区画があり、「勝」の字が入った丸いお守り(金と銀)が1,000円で並んでいました。

郵送受付に無い品もある

太宰府天満宮には公式の郵送受付があり、遠くに住んでいてお参りできない人も、お守りを受けることができます。ただ、2026年10月22日の時点で、学業御守護の木札・書道上達守・勝守は、郵送受付の一覧に載っていませんでした。

郵送受付のページには学業のお守りが鉛筆を入れて7つ載っていますが、授与所の学業の棚とその隣には、そのほかに学業御守護の木札や書道上達守、勝守も並んでいました。私は、お守りを郵送で受けられるのはとても便利だと思います。ただ、私たちが行った日は、学業の棚とその隣だけでも郵送受付に載っていない品が3つあったので、太宰府天満宮のお守りを見比べたいなら、やはり授与所の棚の前に立つのがいちばんだと考えています。受験生へのお守りを選ぶなら、棚の前で色や形を見比べられるのも、お参りに行く人だけの楽しみだと思います。

北野天満宮と湯島天満宮の学業守は1,000円

学問の神様として知られる天満宮は、太宰府のほかにもあります。京都市上京区の北野天満宮と、東京都文京区の湯島天満宮の公式サイトで、学業のお守りの初穂料を確かめてみました(2026年10月22日)。どちらも「学業守」は1,000円で、太宰府天満宮の学業巾着守・学業錦守・学業和守と同じ値段でした。

  • 北野天満宮(学業まわりの主なもの): 学業守 1,000円/勧学守 800円/学業御守(桐箱入り)2,500円/学業札 3,000円
  • 湯島天満宮(学業まわりの主なもの): 学業守 1,000円/学業カード守 1,000円/学業守札 1,500円/学業札 2,000円
  • 太宰府天満宮(授与所の値札): 学業巾着守・学業錦守・学業和守 1,000円/学業鋼守 1,500円/学業御守護(木札)2,000円

今回挙げた品には、2,000円から3,000円の札や桐箱入りのお守りもありましたが、北野天満宮には1,000円の勧学札もあり、札だから高いとは限りません。調べたのはこの3社だけなので、ほかの天満宮も同じだとは言えません。それでも、基本の学業守で比べると、太宰府天満宮の学業のお守りは、北野天満宮や湯島天満宮と比べて特に高いわけではありません。

健康・こども・交通安全のお守り

学業の棚の下には、「こども」「健康」「交通安全」の区画が続いていました。

  • こどもまもり 1,500円(梅の花の形のお守りに金具が付いたキーホルダー型。赤・緑・水色)
  • 健康守 1,000円(布のお守りと、薄い札の形のお守りの2種類)
  • 心身健康御守 1,000円
  • 交通安全鈴御守 1,500円(鈴と房の付いたお守り)
  • 交通安全御守 固定式 1,500円・ステッカー式 1,000円
  • 交通安全守 2,000円(金の梅の飾りが付いた、しずく形のキーホルダー型)

公式サイトは、健康御守を、自分や家族、友人など身の回りの大切な人が日々健やかに過ごせるよう祈るお守りと説明しています。同じページの交通安全御守の説明には、付属の吸盤で車のガラス面に付けることもできて、付けるときはガラスをきれいに拭いておくよう書かれています。郵送受付の固定式(1,500円)とステッカー式(1,000円)は、授与所の値札と同じ値段でした。

郵送受付の健康御守のうち、「健康錦守」と「心身健康御守」はどちらも1,000円です(同じ区分の健康長寿梅守・梅実守は2,000円)。棚の布のお守りには「健康守」と刺繍されていて、郵送受付の健康錦守と同じ品かどうかまでは、私には確かめられませんでした。

長寿・幸せ・仕事・厄除け・安産などのお守り

もう一方の面の棚には、長寿・幸せ・仕事・厄除けなど、学業以外の願いごとのお守りがまとまっていました。値段は1,000円から2,000円で、値札が2,000円だったのは健康長寿梅守・梅実守・八方除御守・出世御守・安産御守・病気平癒御守でした。

いくつかのお守りには、太宰府天満宮ならではの言い伝えがあります。公式サイトの説明を短くまとめると、次のとおりです。

  • 健康長寿梅守・梅実守(各2,000円): 梅の種の中に天神さまが宿るという古くからの言い伝えにちなむ。健康長寿梅守には太宰府天満宮の梅が収められている
  • 厄除御守(1,500円): 天神さまが愛した梅の木の下でひょうたん酒を飲むと、不思議と難を逃れるという言い伝えにちなむ
  • 災難除守(1,000円): 天神さまに災いがふりかかったとき、不思議と現れた白い牛に助けられたという話にちなむ
  • 八方除御守(2,000円): 生まれながらの本命星がその年に八方塞がりや凶方にあたる人のためのお守り。八方を表す八角形の真ん中を抜いた形で、八方塞がりから抜けられるようにという願いを込めたもの

ほかに、心守(1,000円)、開運御守(1,000円)、仕事守(1,000円)、えんむすび守(1,000円)が並んでいました。公式サイトによると、仕事守は梅の実の模様を入れた薄いお守りで、紐が付いていないので、パスケースなどに入れて持てます。

夢守叶糸は、青い紐が特徴のお守りで、公式サイトは夢や知性を表す青い紐で、天神さまとのご縁を結ぶと説明しています。安産御守と病気平癒御守は、どちらも見本に「初穂料2000円」の札が付いていました。公式サイトは、どちらのお守りも、病室では箱に収めてお祀りするよう書いています。

鷽(うそ)のお守りと鷽鳥みくじ

「幸せ」の区画で目立っていたのが、赤い顔に丸い目の鳥のお守りです。この鳥は鷽(うそ)といいます。太宰府天満宮の公式サイトは、鷽を天神さまのお使いの鳥で、幸運の象徴として信仰されていると説明しています。

公式サイトのよくある質問には、御本殿を造営していたころ、境内に蜂が巣を作って作業が止まっていたところへ鷽の群れが来て、蜂を追い払ったという言い伝えが紹介されています。毎年1月7日には、前の年に知らないうちについた嘘を天神さまの誠の心に取り替える「鷽かえ神事」があり、神事で使う木の鷽(初穂料2,000円)はその日に授与されます。

晩秋の明るい朝、葉を落とした細い枝に、頭が黒く頬からのどが淡い紅色で背が灰色の丸い小鳥ウソが一羽とまっている絵。背景には色づいた銀杏と青空がやわらかくにじむ。天神さまのお使いの鳥とされる鷽が、どんな鳥なのかのイメージ

授与所の棚には、鷽の形のお守りが何種類かありました。金色の布に鷽の顔が付いた「幸福御守」が1,500円、梅の形の台紙に小さな鷽が付いた「幸せうそ守」が1,000円です。郵送受付には、「金うそ幸せ守」が1,500円で載っています。棚の幸福御守と同じ品なのかどうかは、確かめられませんでした。

棚の真ん中には、鷽鳥(うそどり)みくじの台が置かれていました。透明な筒の中に、鷽の絵が描かれた木の筒がたくさん入っていて、掲示には「初穂料 五〇〇円」「おみくじを取り出された後は、縁起物としてお持ち帰りください」と書かれています。

私は、入口の近くで先にふつうのおみくじ(緑色で100円でした)を引いていたので、この日は鷽鳥みくじを引きませんでした。次に行くときは鷽鳥みくじを引いて、木の鷽を家に持ち帰って飾ろうと思っています。

10月だけの特別受験合格祈願 初穂料は8,000円から

私たちがお参りした日は、10月の特別受験合格祈願の時期で、境内はとても人が多くなっていました。特別受験合格祈願を申し込めるのは毎年10月の大祭期間だけで、初穂料は8,000円・15,000円・20,000円の3つです(公式サイト)。2026年の期間は10月1日から31日まででした。

公式サイトによると、菅原道真公は元慶元年(877)の10月18日に、33歳で、学者としていちばん高い位だった文章博士(もんじょうはかせ)になりました。これにちなんで、10月18日に御本殿で「特別受験合格祈願大祭」が行われ、10月の1か月が大祭の期間とされています。

晩秋の明るい朝、紅葉に囲まれた山あいの渓流で、苔のついた岩の滝へ向かって黒っぽい鯉が一匹、体を弓なりにして跳び上がっている絵。受験の合格を願う言葉「登龍門」のもとになった、滝を登りきった鯉が龍になるという故事のイメージ

授与品は、初穂料によって次のように変わります(公式サイトと、祈願受付の前の掲示)。

  • 8,000円: 特別御札・特別御守・特別絵馬・掛け衿
  • 15,000円: 特別御札(大)・特別御守・特別絵馬・掛け衿
  • 20,000円: 特別御札(大)・特別絵馬(大)・掛け衿

祈願受付の前の掲示では、20,000円の組に「※団体用」と書き添えられていました。公式サイトの「受験合格祈願」のページにはこの書き添えはありませんが、郵送受付では20,000円の組が「特別受験合格〈団体祈願〉」として載っています。個人で申し込むときは、受付で確かめると安心です。10月以外も通常の受験合格祈願を受けられ、初穂料は6,000円・8,000円・10,000円です(団体は10,000円から)。

同じ8,000円でも授与品は違う

太宰府天満宮の公式サイトで「受験合格祈願」と「お礼参り」のページを並べてみると、受験にかかわる祈願とお礼参りで、8,000円という金額が3か所に出てきます。金額は同じでも、受けられる授与品はそれぞれ違います。金額だけを見て申し込むと、思っていたものと違う授与品を受けることになるかもしれません。

  • 通常の受験合格祈願 8,000円: 受験御札・袋守
  • 10月の特別受験合格祈願 8,000円: 特別御札・特別御守・特別絵馬・掛け衿
  • 受験合格のお礼参り 8,000円: 学業御札・袋守・御礼絵馬

特別受験合格祈願の中でも、初穂料が上がるほど授与品が増えるとは限りません。現地の掲示で「団体用」と書き添えられていた20,000円の組は、特別御札と特別絵馬が大きいものになりますが、特別御守は入っていません(公式サイトの授与品の欄)。特別御守も一緒に受けたいときは、8,000円か15,000円の組の中身を確かめてから申し込むと迷わずにすみます。

申し込みは、楼門の内側にある祈願受付所でします。公式サイトのお知らせによると、個人の祈願は予約がいらず、当日に受付で申し込みます。企業や団体の祈願は、前もって電話で問い合わせるよう書かれています。受付の時間は、特別受験合格祈願大祭のページでは10月の大祭期間について9時から16時30分とあり、祭典や催しがあるとしばらく待つことがあると書かれています。よくある質問では8時45分頃から17時頃とあり、祭典などで変わることがあるとしています。行く前に、公式サイトで最新の案内を確かめておくと安心です。

私たちは祈願を受けていないので、ここからは見たことだけを書きます。受付には「特別受験合格 祈願受付」と「祈願受付」の看板が並び、「祈願受付」の看板には「昇殿参拝のお時間のない方はお知らせ下さい」と書き添えてありました。近くには「祈願待合所」があり、「祈願受付がお済みの方はこちらでお待ち下さい」と案内されていました。

2026年の大祭の期間中は、楼門に「飛龍天神ねぶた」が飾られていました。門の前の掲示によると、楼門を「登龍門」の故事になぞらえ、険しい龍門を登りきった鯉が龍になるという話を、太宰府天満宮と親交のある青森県の「ねぶた」で表したものです。楼門の下から見上げると、緑色の龍の顔が門の天井から下がっていて、迫力がありました。

特別受験合格祈願は、10月のあいだだけ郵送でも申し込めます(公式サイト)。

お守りを受ける場所と混み具合

お守りの授与所は楼門の内側にあります。私たちが行った日に見たかぎりでは、授与所は楼門を入って右と左の2か所でした。それぞれの授与所が3つに分かれていて、窓口は全部で6つほどありました。窓口が多いので、平日なら比較的スムーズに受けられると思います。

混み方は右と左でかなり違いました。右側の授与所は楼門から近いので、私たちがいたあいだはずっと混んでいた印象です。左側の授与所は奥にあるので比較的空いていて、並ばずに棚の前に立てました。この記事の値札は、空いていた左側の棚を撮った写真から読み取ったものです。平日でもこの混み具合だったので、土日はもっと混むと思います。

晩秋の明るい朝、灰色の瓦屋根の横に長い木造の授与所に同じ大きさの窓口が三つ並び、中の棚にお守りが見え、左から二つ目の窓口の前に秋の普段着の参拝者が二人、後ろ姿で立っている絵。一か所の授与所がいくつもの窓口に分かれていて、平日なら比較的スムーズに受けられるという本文のイメージ

太宰府天満宮の公式サイトは、楼門内の授与所で竈門神社のお札・お守りや、天開稲荷社のお守りも受けられると説明しています。私たちが行った日の看板では、楼門を入って右手が「宝満宮 竈門神社授与所」、左手が「天開稲荷社授与所」でした。値札の写真を撮った左側の授与所の棚にも、太宰府天満宮のお守りが並んでいました。竈門神社は、太宰府天満宮から歩いて30分ほどの宝満山のふもとにある神社で、太宰府天満宮のよくある質問では、車やバス、タクシーでのお参りをすすめています。11時40分ごろには、竈門神社の授与所の窓口の前にも十数人が集まっていて、子どもの姿もありました。

公式サイトによると、おみくじも楼門の内側で引けます。おみくじの色は季節によって変わるそうで、私が10月22日に引いたおみくじは緑色でした。

合格したらお礼参り

境内には、受験生に向けた「合格おめでとうございます」という掲示もありました。掲示によると、合格御礼奉告祭で、さらなる学業上達の祈願と御礼の絵馬を授与していて、初穂料は3,000円と6,000円です。申し込みは祈願受付所です。

晩秋の明るい朝、白い漆喰の壁に沿って、赤い梅の花が描かれた五角形の木の絵馬が横木に一列に長く掛けられ、手前から奥の角の先まで続いている絵。壁の上には紅葉の枝がかかる。合格のお礼の絵馬が、建物の壁に沿って思っていたより長く並んでいたという本文のイメージ

公式サイトのお礼参りのページでは、受験合格のお礼参りの初穂料が10,000円・8,000円・6,000円・3,000円の4つになっています。3,000円は御礼絵馬だけです。6,000円になると学業御札と小守が加わり、8,000円では小守が袋守に替わります。10,000円は学業御札が大きいもの(大)になり、袋守と御礼絵馬が付きます。受験合格のほかに、試験合格や就職成就、厄除けなど、どのご祈願のお礼参りも受け付けていると書かれています。

掲示の横の絵馬掛けには、「合格御礼」と書かれた絵馬が掛かっていました。私は最初、楼門の内側の御本殿の前にある絵馬だけを見て、意外と少ないなと思いました。ところが楼門から出て外側を回ると、建物の壁に沿って絵馬が一列に長く並んでいて、思っていたよりずっと多かったです。

よくある質問

太宰府天満宮のお守りは郵送で受けられますか?

受けられます。太宰府天満宮には公式の郵送受付(祈願受付所・授与所〈郵送受付〉)があり、お守りやお札、ご祈願を申し込めます。ただ、2026年10月22日の時点で、学業御守護の木札や書道上達守、勝守のように、授与所の棚にあっても郵送受付に載っていない品がありました。郵送受付のサイトは、お札やお守りの代理販売・代行サービスなどの商売や、景品などへの二次利用、営利目的での使用を禁止していて、「太宰府天満宮の合格祈願代行サービス」などのまぎらわしいサイトとは関係がないと注意を呼びかけています。

古いお守りはどこに返せばいいですか?

太宰府天満宮の公式サイトによると、楼門に向かって左手前にある「古札納所」に返します。お参りできない場合は、郵送すると代わりにお焚き上げをしてくれます。神社以外(お寺など)で受けたものや、正月の注連飾り、人形などは受け付けていないそうです。太宰府天満宮のお守りをほかの神社に返したいときは、返す先の神社に受け付けているかを確かめてください。

学業鉛筆は試験の本番で使えますか?

学業鉛筆は2B・HB・マークシート対応の3種類があり、郵送受付のページの説明では、学力・成績の向上や習い事の上達など、目標をめざしてがんばる人のための鉛筆です。試験によっては、使える筆記用具に決まりがあります。本番で使いたいときは、受ける試験の受験案内で、使える鉛筆の濃さなどを確かめてください。

まとめ

この記事では、太宰府天満宮のお守りの種類と値段を、2026年10月22日の授与所の値札と公式の郵送受付で確かめてきました。要点を並べておきます。

  • お守りの初穂料は1,000円・1,500円・2,000円。鷽鳥みくじは500円
  • ネットの一覧には古い値段のものがある。郵送受付に載っている品は、各品のページで今の初穂料を確かめられる
  • 学業御守護の木札・書道上達守・勝守など、授与所にあって郵送受付に無い品もある
  • 10月だけの特別受験合格祈願は初穂料8,000円・15,000円・20,000円。20,000円は現地の掲示では団体用、郵送受付では団体祈願
  • 8,000円は通常の受験合格祈願・10月の特別祈願・受験合格のお礼参りの3つに出てくるが、授与品はそれぞれ違う
  • 授与所は楼門の内側。竈門神社と天開稲荷社のお守りも楼門内で受けられる
  • 合格したら、お礼参り(現地の掲示では3,000円・6,000円)を祈願受付所で申し込める

お守りの種類や意味をもっと広く知りたいときは、お守りの種類と意味の記事にまとめています。天神さまがなぜ学問の神様として信仰されるようになったのかは、天神信仰の記事で書いています。太宰府天満宮でお守りを選ぶときは、棚の前で色や形を見比べてみてください。

参考文献

公式資料(太宰府天満宮)

公式資料(ほかの天満宮)

補助参考

  • Google 検索「太宰府天満宮 お守り」の上位の記事と「他の人はこちらも質問」、Yahoo!知恵袋に寄せられた太宰府天満宮のお守りの質問(読者の疑問と、ネットの一覧の値段の確認に用いた)

本記事は、2026年10月22日(木)に太宰府天満宮へお参りしたときに撮った授与所の棚と掲示の写真をもとに、同じ日に確かめた太宰府天満宮の公式サイトと郵送受付のページと照らし合わせて書いています。値札は品ごとではなく区画ごとに付いているため、写真で品と値札の組み合わせが読み取れたものだけを載せました。お守りの種類や初穂料、祈願の受付時間は変わることがあるので、お参りの際は太宰府天満宮の案内もあわせてご確認ください。

※ 本記事の画像はChatGPT 等の生成AIによる象徴的なイメージ画像です。実際の景観とは異なる場合があります。詳細は免責事項をご覧ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

あやとき編集部は、40代の編集メンバーで運営しています。子を持つ親としても、一人の人間としても、暮らしに息づく神社との関わりを大切にしながら、全国の神社文化を丁寧に読み解いていきます。

神道や神社の奥深さを、専門用語に頼らず、どなたにも分かりやすい言葉でお届けします。読者の方と同じ目線で、共に学んでいく姿勢を基本としています。詳しくは運営者情報をご覧ください。

目次