神社によっては、6月末や12月末に大きな茅の輪が境内に設けられることがあります。これは大祓(おおはらえ)という神道の神事に伴って行われるもので、半年間の心身の穢れを祓い清め、節目を整えるために古くから受け継がれてきました。
この記事では、大祓と茅の輪くぐりについて、神社本庁公式や各神社の案内を中心に、由来、年2回の違い、茅の輪のくぐり方、人形の扱い、大祓詞の役割を整理します。形式や効能を強調するのではなく、節目に身を整える日本の文化として紹介します。
大祓とは|半年に一度の祓いと清めの神事

大祓(おおはらえ・おおはらい)は、半年に一度、心身の穢れや諸々の罪・過ちを祓い清めることを目的とする神道の神事です。神社本庁の案内では、大祓は「常に清らかな気持ちで日々の生活にいそしむよう」自らを整えるものとして紹介されています。
大祓に込められた考え方
- 神社本庁の解説では、罪・過ち・穢れを祓い清めるものと説明されている
- 「清浄な本来の姿を取り戻す」という考え方として紹介される
- 個人の祓いに限らず、古くは宮中・朝廷の公的儀礼としても位置づけられてきた
- 形式そのものより、節目に心身を整える文化として受け継がれてきた
神社により儀式の規模・流れは異なります。本記事では、神社本庁公式と複数の神社案内に共通する基本的な考え方を中心にまとめています。
大祓は神道の神事であり、効能を保証する儀式ではありません。本記事では「罪が消える」「災厄が祓われる」といった効能の断定は避け、古くから受け継がれてきた文化として何が伝えられているかを中心に紹介します。神社・地域により作法や呼び方が異なる点も併記します。
大祓の由来|古事記・日本書紀の禊祓から

大祓の起源として、神社本庁では古事記・日本書紀に記される伊邪那岐命(いざなぎのみこと)の禊祓(みそぎはらえ)を挙げています。古事記・日本書紀に見られる伊邪那岐命の禊祓、すなわち黄泉の国から戻った後に身を清める神話が、祓い清めの原型として説明されています。
宮中・神社で受け継がれてきた
- 大祓は古くから宮中で行われ、平安時代の法制書『延喜式』にも「六月晦大祓」として記されている
- 鎌倉時代から室町時代にかけて各神社にも広がり、現在も多くの神社で年2回の恒例祭祀となっている
- 歴史的には、恒例の大祓とは別に臨時の祓が行われた例もある
- 大嘗祭(天皇即位後の最初の新嘗祭)に関わる一連の儀礼の中でも、大祓が行われたことが確認される
大祓は一度形を失い、後に整え直されました
大祓の歩みを記録からたどると、大昔からいちども途切れずに同じ形で続いてきた、というわけではなかったようです。祓いの考え方そのものは古くからありましたが、行事としての形は途中で大きく揺れ動いています。
神社本庁の案内では、大祓が各地の神社に広まって毎年の恒例の行事として定着したのは、時代が下ってからだと整理されています。ただし、いちど形を失ったのは主に朝廷(宮中)で続いてきた年2回の大祓のほうで、各地の神社では形を変えながら祓いの行事が続いたところもあったと言われています。朝廷の年2回の大祓は、室町時代の記録を最後にいちど途絶えたとする研究もあり、その後の混乱で長いあいだ行われなくなったと言われています。宮中の大祓が整え直されたのは明治のはじめで、明治4年(1871年)に宮中で大祓の儀式が復興し、明治5年(1872年)にはその式次第が定められ、さらに明治8年(1875年)には神社の祭りの決まり(祭式)の中に大祓が位置づけられました。
古事記や日本書紀に語られる伊邪那岐命(いざなぎのみこと)の禊祓を原型とする祓いの考え方は、古くから受け継がれてきたと言われています。今の形は、長い歴史の中でいちど整え直されたものだと言われています。このことは、各地の神社で作法や呼び方に幅がある背景の一つと考えられています。
関連する年中行事の体系は神社の年中行事とはでも整理しています。
夏越の祓と年越の祓|年2回の節目

大祓は年に2回、6月と12月の晦日に行われます。それぞれ夏越の祓(なごしのはらえ)・年越の祓(としこしのはらえ)と呼ばれ、対象となる期間や雰囲気が少し異なります。
この6月と12月という組み合わせは、古い記録にもさかのぼれます。平安時代の法制書『延喜式』には、大祓の祝詞が「六月晦大祓(みなづきのつごもりのおおはらえ)」の名で載せられ、その本文の注記に「十二月も此(これ)に准(なぞら)へ」、つまり12月の大祓も6月と同じやり方に準じると記されています。半年ごとに同じ祓いを繰り返す形は、古くから定められていたようです。
| 項目 | 夏越の祓 | 年越の祓 |
|---|---|---|
| 日付 | 6月30日(神社により6月末頃) | 12月31日(神社により12月末頃) |
| 対象期間 | 1月〜6月の半年間 | 7月〜12月の半年間 |
| 季節感 | 夏の到来を前に身を整える | 新年を迎えるために身を整える |
| 茅の輪 | 設ける神社が多い | 設ける神社、設けない神社がある |
| 別称 | 夏越大祓・水無月の祓 | 年越大祓・大晦の祓 |
夏越の祓(6月30日頃)
1月から6月までの半年間の穢れを祓い、夏を迎える前に心身を整える節目と説明されることがあります。夏越に合わせて茅の輪を設ける神社も多く見られ、参拝者が自由にくぐれるよう設けられる神社もあります。神職による大祓式は6月30日前後に執り行われることが多く、時間帯や参列形式は神社により異なります。
年越の祓(12月31日頃)
7月から12月までの半年間の穢れを祓い、新年を清らかな気持ちで迎えるための節目とされてきました。年末は除夜の鐘や初詣の準備と重なるため、神社により斎行時間や参列形式が異なります。年越では、茅の輪を設ける神社もあれば、人形による祓いを中心に案内する神社もあります。
茅の輪くぐりの作法|左→右→左の順序

夏越の祓を中心に、神社の境内に大きな茅の輪(ちのわ)が出されることがあります。茅(ちがや)などの植物で作られた輪をくぐることで、半年間の穢れを祓い清めるとされてきた作法です。
基本のくぐり方(8の字)
日枝神社の案内では「左回り・右回り・左回りと、八の字を書くように三度」と紹介されています。小國神社でも、左足・右足・左足の順にくぐる作法が案内されています。
- 1回目: 左回り ─ 茅の輪の前で一礼し、左足から輪をくぐり、左に回って正面に戻る
- 2回目: 右回り ─ 一礼し、右足から輪をくぐり、右に回って正面に戻る
- 3回目: 左回り ─ 一礼し、左足から輪をくぐり、左に回って正面に戻る
- 最後: 神社の案内に従って神前へ進む。神社によっては最後にもう一度くぐって進む形式もある
3回くぐった後にお参りする流れが基本です。唱え言葉や所作の細部は神社により異なるため、現地に案内表示があればそれに従います。
くぐる際の和歌
夏越の大祓では、神社本庁の案内でも紹介されている次の和歌が古くから唱えられてきました。
- 夏越の祓: 「水無月の夏越の祓する人は千歳の命のぶというなり」
- 一部の神社案内では、回ごとに別の唱え詞が示されることもある
これらは古くから伝えられてきた歌であり、文化的な引用として唱える形式です。神社により扱いが異なるため、現地の案内に従ってください。
唱える言葉は神社によって違います
茅の輪をくぐるときに唱える言葉は、「水無月の夏越の祓する人は千歳の命のぶというなり」という和歌ひとつだけ、と思っている方もいるかもしれません。ただ、実際に足を運んでみると、そうとは限らないことがわかります。
私は2026年6月に、広島市内にある2つの神社を続けて参拝しました。空鞘稲生神社と広島天満宮です。どちらも茅の輪が出ていて、くぐる順序は左・右・左で同じでした。違っていたのは、掲げられていた唱え言葉のほうです。広島天満宮では先ほどの和歌が立て看板に書かれていましたが、空鞘稲生神社では和歌ではなく「とほかみえみため 祓え給え 清め給え」という祝詞(のりと)を、境内の掲示で唱えるよう案内していました。同じ市内で同じ年でも、掲示の中身は同じではありませんでした。
公式の案内をたどっても、似たような幅が見られます。長崎県諫早市の諫早神社では、1周目に先ほどの和歌、2周目に「思ふこと みな尽きねとて 麻の葉を 切りに切りても 祓ひつるかな」、3周目に「蘇民将来 蘇民将来」と、周るたびに別の言葉を唱えると案内されています。大阪の住吉大社では、7月31日の住吉祭(夏越祓神事)にあわせて、和歌の「水無月の」の部分を自社の名に替えた「住吉の夏越の祓する人は…」という形で唱えると案内されています。どれが正しいという話ではなく、神社ごとの伝え方の違いです。現地に案内があれば、それを目印にしてください。
私は広島の2つの神社で茅の輪をくぐりましたが、片方では掲げられた言葉が唱えるためのものだとは気づかないまま、順番に従ってくぐるだけで終わってしまいました。あとになって、そこには唱えるための言葉が用意されていたのだと知りました。同じ茅の輪くぐりでも、事前にほんの少し知っているかどうかで、その場で受け取れるものは変わるのだと思います。次にくぐる機会があれば、私は掲示されている言葉にも目を向けてみたいと考えています。
注意点
- くぐった後は、拝殿に進んで通常の参拝(二礼二拍手一礼)を行う
- 参拝後の動線も神社により異なるため、現地の案内に従う
- 茅の持ち帰り可否は神社により異なるため、無断で取らず案内を確認する
- 混雑時は前後の参拝者と間隔を取り、ゆっくり進む
参拝の基本作法は神社参拝の作法完全ガイドもあわせてご参考ください。
大祓の構成要素|人形・切麻・大麻

神社で執り行われる大祓式では、茅の輪くぐりとは別に、いくつかの伝統的な道具と作法が組み合わされます。代表的なものを整理します。
人形(ひとがた)
- 人の形に切った白紙。一般に「形代(かたしろ)」と呼ばれることもある
- 氏名・生年月日などを記入する神社もある(小國神社では氏名・生年月日と案内)
- 身体を撫で、最後に息を吹きかける所作で穢れを移すと案内されることが多い(神社により異なる)
- 神社に納め、大祓式の中で神職により清められる
納めた人形のその後は神社で分かれます
人形(ひとがた)で体を撫でて穢れを移すところまでは、多くの神社の案内で共通しています。ただ、納めたあとの人形をどう清めるかは、神社によって分かれます。
埼玉県川越市の川越氷川神社では、夏越の大祓で集めた人形を神社裏の新河岸川に流すと説明されています。京都府長岡京市の長岡天満宮では、年越の大祓(12月31日)の案内として、人形に名前と年齢を書いて体を左・右・左と撫でたあと、神職が大祓詞を唱えてから浄火でお焚き上げをする、流すのではなく焼いて清めるやり方が示されています。神社本庁の一般的な解説では、人形で半年の穢れを祓うことは説明されていますが、そのあと流すか焼くかまでは触れていません。どちらか一方が正式というわけではありません。
切麻・大麻などの祓具
大祓式では、神社の式次第により、切麻(きりぬさ)や大麻(おおぬさ)などの祓具が用いられることがあります。どの祓具をどの順序で用いるかは神社によって異なるため、参列時は神職の案内に従います。
大祓式に見られる代表的な要素
大祓式の式次第は神社によって異なります。ここでは、神社本庁や各神社の案内に見られる代表的な要素を整理します。
- 神職が大祓詞を奏上する
- 切麻や人形などの祓具を用いて参列者を祓い清める
- 大麻などの祓具を用いて参列者を一斉に祓い清める
- 茅の輪を「左→右→左」の順にくぐる(茅の輪を設ける神社の場合)
- 拝礼を捧げて式を終える
個別の式次第は、参列予定の神社案内をご確認ください。
授与品の扱い
大祓の折に授かる茅の輪守やお札を、家のどこに納めればよいか迷うことがあります。置き場所は神社の案内によって少しずつ異なります。
長崎県諫早市の諫早神社では、茅の輪の御守を神棚や玄関にお祀りするとよいと案内されています。奈良県桜井市の大神神社では、茅の輪守は身につけるほか、玄関や車などに付けて使うと案内されています。滋賀県近江八幡市の沙沙貴神社(ささきじんじゃ)では、蘇民将来六角塔と呼ばれるお札を玄関・神棚・鴨居のいずれかにお祀りし、牛王寶印(ごおうほういん)は門口に貼ると案内されています。新潟総鎮守の白山神社では、茅の輪のお守りを玄関に飾って災いや厄が家の中に入らないようにするとされ、古くなったお札やお守りは境内の古神札納所(こしんさつのうしょ)へ返すよう案内されています。
このように納める場所は神社によって幅がありますので、授与を受けた神社の案内があれば、それに合わせるのが安心です。
大祓詞|古くから受け継がれてきた祝詞

大祓詞(おおはらえことば)は、大祓式の中心で奏上される長い祝詞です。現在伝わる大祓詞の典型は、平安時代の法制書『延喜式』巻八に「六月晦大祓」として所収されています。
大祓詞の位置づけ
- 個人の罪穢れの祓いだけでなく、古くは公的な性格を持つ祓いとして奏上されてきた
- 神話的世界観や神々の名を含む古い祝詞
- 神職が奏上する形式が基本だが、参列者が一緒に唱える神社もある
- 地域や神社によって扱い方に違いがある
家庭での扱い
大祓詞は神社の大祓式で奏上される祝詞ですが、神道に関心のある人が学び、奏上する例もあります(小國神社の案内では参列者が覚えて奏上することにも触れられています)。家庭で扱う場合は、参拝先の神社や神道関係の書籍に従うのが安心です。
大祓・茅の輪くぐりに参加するときの整え方
境内の茅の輪を自由にくぐる場合
- 神社により設置期間が異なる(6月中旬〜末まで、7月初旬まで等)
- 境内での通常参拝に準じ、清潔感のある服装を心がけると安心
- 初穂料の有無は神社の案内を確認(自由参拝で不要のことが多い)
- 混雑する6月30日当日や夕方を避ければ、ゆっくり整えやすい
茅の輪の設置期間には幅があります
茅の輪は6月30日の一日だけ、と考えて予定を合わせる必要はありません。ただし、茅の輪をいつからいつまで出しておくかは神社によって幅があります。6月30日の当日に向けて、前もって数週間ほど早くから出しておく神社(たとえば神田明神)もあれば、当日を過ぎてもしばらく出しておく神社(たとえば大神神社)もあります。当日に都合がつかなくても後日間に合うことがあるのは、後者のように当日を過ぎても出しておく神社の場合です。実際、私が2026年6月に参拝した広島市内の神社でも、6月30日より前にすでに茅の輪が出ていて、くぐることができました。
たとえば東京都千代田区外神田の神田明神では、例年6月15日ごろに境内へ茅の輪を設け、6月30日まで置いておくと案内されたことがあります。奈良県桜井市三輪の大神神社では、ある年に6月21日から7月6日まで茅の輪を設けたほか、6月1日から「茅の輪守」というお守りを授けており、7月末には摂社の綱越神社でも茅の輪くぐりが行われます。同じ神社でも、時期をずらして茅の輪にまつわる行事がいくつか用意されていることがあります。
ただし、これらの日付はその年ごとの案内です。設置期間は年によって変わることがあるため、出かける前に参拝先の公式サイトや神社のお知らせで、その年の期間を確かめておくと迷いません。
大祓式に正式参列する場合
- 事前申込制・当日受付など、神社により申込形式が異なる
- 初穂料の目安は神社の案内に記載されていることが多い
- 社殿内での参列がある場合は、神社の指定や案内に合わせ、落ち着いた服装を選ぶと安心(関連:神社参拝の服装と気をつけたい所作)
- 神社によっては、事前に人形を受け取り、記入して納める形式がある(郵送対応の神社も)
遠くに住む家族の分もまとめて納めたいときは、人形を郵送で受け付けている神社を探すのも一つの方法です。たとえば奈良県御所市の高鴨神社では、人形に氏名と数え年(かぞえどし)を書いて息を三度吹きかける作法を示したうえで、一家族で複数体書いてよいと案内されています。事情があって当日に足を運べない場合でも、こうした仕組みがあれば家族の分を一緒に納めやすくなります。
当日の所作
- 受付で人形・初穂料を納める
- 神職の案内に従い、本殿または祓殿に進む
- 大祓詞奏上を静かに聞き、切麻・大麻による祓いを受ける
- 茅の輪を「左→右→左」の順にくぐる(神社の案内に従う)
- 拝礼を捧げて退出する
玉串拝礼が組み込まれる神社もあり、その場合は玉串奉奠の作法が参考になります。
私が2つの神社で茅の輪をくぐったのは、回数を重ねれば効果が強くなると考えたからではありません。ただ、自分でも気づいていない穢れのようなものがもし祓えたのなら、それによって自分だけでなく、誰かが救われるようなことがあればいいな、という気持ちでくぐっていました。大祓はもともと、自分ひとりのためだけの神事ではなく、広く世の中を清めることを願うものだと言われています。私が感じたこのささやかな願いも、その大きな考え方とどこかでつながっているのかもしれません。
よくある質問
- 茅の輪くぐりはいつできますか?
茅の輪くぐりは、6月末頃の夏越の祓に合わせて行われることが多くあります。神社によっては、6月中旬から末頃に茅の輪を境内に設置し、参拝者が自由にくぐれるよう案内する場合もあります。7月初旬まで設置されることや、12月の年越の祓で茅の輪を出す神社もあります。設置期間は神社により異なるため、参拝先の案内をご確認ください。
- 茅の輪のくぐり方の順番は?
一般的な作法は「左回り→右回り→左回り」の3回くぐる流れで紹介されています。茅の輪の前で一礼し、(1)左足から輪をくぐり、左に回って正面に戻る、(2)右足から輪をくぐり、右に回って正面に戻る、(3)もう一度左足から輪をくぐり、左に回って正面に戻る、最後に拝殿で参拝するのが基本の流れです。神社によっては唱え言葉や順番が異なる場合があるため、案内表示があればそれに従ってください。
- 大祓と禊(みそぎ)の違いは何ですか?
神社本庁の解説では、禊は「身体を濯ぐことで身についた罪や穢れを清めること」と説明されています。一方、大祓は神職が大祓詞を奏上し、人形などを用いて行う神事として整えられたものです。古くは宮中の儀礼としても行われ、個人に限らない公的な祓いの性格も持っていました。
- 人形(ひとがた)はどう使いますか?
人形は人の形に切った白紙で、自分の身代わりとして穢れを移すものとされてきました。神社で受け取り、氏名・生年月日などを記入し(神社により異なる)、自分の体を撫でて息を吹きかけるなどの作法で穢れを移し、神社に納めます。神社によっては、納めた人形を川や海に流して祓い清めると説明されています。具体的な作法は神社により異なるため、案内に従ってください。
- 大祓に初穂料は必要ですか?
大祓の参列形式は神社により異なります。境内に設けられた茅の輪を自由にくぐる場合、初穂料の扱いは神社により異なります。神事に正式に参列する場合や人形を納める場合には、初穂料を納める形式の神社もあります。金額の目安は神社の案内に記載されていることが多く、明記がない場合は申込時に確認するのが確実です。
- 服装に決まりはありますか?
境内で茅の輪をくぐるだけであれば、通常の参拝に準じて清潔感のある服装を心がけると安心です。社殿内での正式参列がある場合は、神社の指定や案内に合わせ、落ち着いた服装を選ぶとよいでしょう。詳しくは関連記事「神社参拝の服装と気をつけたい所作」もあわせてご覧ください。神社により案内が異なるため、参拝先の指定があればそれに従います。
参考文献・出典
神社公式
- 神社本庁「大祓」
- 小國神社(遠江國一宮)「大祓 罪や穢れを人形に託し祓い清める神事」
- 神田明神「年中行事 大祓」
- 日枝神社「大祓」
- 田無神社「夏越大祓式」
- 神田明神「夏越大祓・茅の輪くぐり」
- 諫早神社「夏越大祓・茅の輪くぐり」
- 沙沙貴神社「夏越大祓」
- 大神神社(三輪明神)「夏越の大祓 みわの茅の輪神事」
- 白山神社(新潟総鎮守)「半年詣り・夏越の大祓」
- 高鴨神社「大祓 人形(ひとがた)」
- 住吉大社「夏越大祓神事」
- 川越氷川神社(公式note)「夏越の大祓」
- 長岡天満宮「年越の大祓(人形のお焚き上げ・12月31日)」
- 空鞘稲生神社「夏越大祓」(唱え言葉は現地掲示の確認)
